(仮)釣りと電子工作 PIC32MX用のHID Bootloaderがビルドできない件 忍者ブログ
趣味の電子工作と釣りについて。電子工作は、おもに変換器作成。釣りはおもにトラウトの管釣り。
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「好きな人にはたまらない」というのは「大嫌い」という意味だが、それ以外にも奇妙なことばを発見した。それは

「なるほど(~)」

一見、合意したように聞こえるが、そんなことは決してない。おもな意味は、

1.あ、しまった、ぼーっとして話聞いてなかった。え?俺はどう思うかって?
2.言葉に詰まるほどまずい(グルメレポーター編)

てな感じであろう。それはさておき、PIC32用のHID Bootloaderを使用する際の備忘録。

PIC32用のHID BootloaderはMicrochip Application Librariesに何故か含まれないが、AN1388と同じところに置いてあるPIC32_Bootloaders_v2012_10_05.zip を使用してはいけない。これはMicrochipお得意のトラップで、素人には決してビルドできない代物である。じゃあどうすればいいか、というと、一つ前の世代の PIC32_Bootloaders_V2012_02_29.zip を使えばいい。これは何の問題もなくビルドできる。なぜこんないいかげんなことをMicrochipがするか、というと、それがMicrochipだから、である。まあ、最終確認せずに出荷するなんて、Microchipくらいしかしないだろう。チップにも鬼のようにErrataがあるし、品質管理はしていないに違いない。シックスシグマなんて程遠く、だいたいツーシグマぐらいと思う。でも、チップが安ければ、それでいいんだ。

で、PIC32 USB Starter Kit II 用にビルドすると、クロックが80MHzになる。60MHzにしたければ、Bootloader.cの
#pragma config FPLLMUL = MUL_20         // PLL Multiplier: Multiply by 20

#pragma config FPLLMUL = MUL_15         // PLL Multiplier: Multiply by 15

HardwareProfile.hの
#define SYS_FREQ (80000000L)

#define SYS_FREQ (60000000L)
にすればいい。とくに意識しないと、アプリ側でクロックを指定しても、HID Bootloaderのクロックで動作するので注意。もし、CHIPを100ピンのPIC32MX795F512Lではなく64ピンのPIC32MX795F512Hを使う場合、SWのポートを変更する必要あり。64ピンのチップには存在しないRD13がSW3にアサインされているので、そのままだと使えない。

あと、ロードするアプリケーションにも手を入れる必要があるが、これはまた後ほど。







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