(仮)釣りと電子工作 電子工作 忍者ブログ
趣味の電子工作と釣りについて。電子工作は、おもに変換器作成。釣りはおもにトラウトの管釣り。
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趣味で電子工作を初めてからかなり経つが、最近は表面実装の部品を使うことが多くなった。小さな部品のハンダ付けも、とくに困ることはないのだが、どうしてもハンダ表面が荒れて汚い感じになってしまう。つまり、見た目があまりよろしくないってこと。それと、熱量不足などで起きるハンダ不良(天ぷら?)にも悩むことも、ままあったりする。

ということで、これらの対策で、リフローによるハンダ付けを検討するに至ったが、いきなりステンシルを作ってクリームハンダを塗布するのは敷居が高すぎる。まずは、

「ハンダの表面を滑らかにして、かつ天ぷらなどの接触不良を回避する」

ことを目的として、一旦手ハンダしたあと、リフローして品質を高めるよう、試行錯誤してみた。あ、熱を2回加えることで、部品に与える熱ダメージも2倍になるかもしれないが、まあ気にしないことにした。

用意したのは、もう使わなくなって物置に3年以上眠っていたホットプレート。もう捨てようかな~と思ってよく見たら、リフローに最適と噂されている、YAMAZEN製であった。ちなみに製品名はHG-1202で、すでに廃番らしい。かなり昔(10年くらい前?)に2000円弱で買ったと思うが、1200W,230℃高温調理と書いてあるので、これはけっこういいのでは??

とりあえず手ハンダ付けした基板をホットプレートに置いてガラス蓋を閉めて、設定温度を160度のちょっと下くらい(150度?)に合わせて、しばらく待つ。

5分くらいでランプが消える。150度になったということか?とりあえず1分くらい予熱した。

とくに基板に変化は見られないが、ここで一気に設定温度を200度に上げる。230度まで上げられるが、共晶はんだなので、まあ200度くらいで大丈夫であろう。

約3分経つと、ハンダの表面が溶けてきているのが目でみてわかる。温度が融点の183~190度に達した、ってことかな?加熱を始めてからかなり時間が経っているので部品に対する熱ダメージがちょっと心配だけど、ここは30秒我慢して、そのまま過熱を続けた。結局ランプが消えなかったが、おそらく200度は突破していたと思う。噂だとこの種の安価なホットプレートは、かなりオーバーシュートしてから設定温度に戻るみたいらしいので。。。


30秒たって、設定温度を「切」にして、放熱のためにガラス蓋を開けた。一瞬、湯気みたいなものがモワっと上がったが、これはプチ有害なガスらしいので吸い込んではいけない。1分ほど様子を見て、部品が固定されているようだったので扇風機を回して急速冷却!?

で、見た感じであるが、ハンダ表面のゴツゴツ感が無くなりスムーズになっているので、けっこういい感じかも。基板ごと加熱しているので、天ぷらも解消されていそう。これはこれで、けっこうアリかもしれない。

ちなみに製作したのものであるが、PIC(温度上限80度までのIグレード)の動作に問題は特にない。少なくとも壊れてはいないようだ。
















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また電子基板を発注した。今までは安さ第一でRegistered Airmailを使ってきたが、今回はすぐに基板が欲しかったので、DHLを使ってみた。3~5 Business daysで届くと言っているが、その実力は!?

まずは過去のRegistered Airmailから。

2月13日発注
2月19日発送
2月27日到着

14日間で到着。


で、今回のDHLでは、というと。。。
9月4日発注
9月12日発送
9月27日到着

24日間で到着

結論:DHLよりRegistered Airmailのほうが速い。

ということで、DHLにした結果、遅い上に高くついた、ということになる。



ちなみにあまりに遅いんでDHLに文句言ったら、「いやぁ、うちらまだ物受け取ってないけど。。。」との回答。ぇえ~、DHLのトラッキングで香港着みたいなのが出てくるよぉ、って話したら、「データが来ているだけで物が来ていない」ということらしい。

で、次にelecrowに文句言ったら、「いやぁ、うちはとっくに送ったんだけど、香港の税関で止められててさぁ、いつまでかかるかわかんないよぉ」みたいな感じであった。なので、一応DHLが悪いわけではないらしい。

でも、中国から配送するなら、DHLは避けたほうがいいかも。香港税関に目を付けられているみたいなので。。。。。





エンジンブローして少し暇があったので、ひさしぶりに電子工作をしてみた。いつもは5cm x 5cmがメインだが、割高な15cm x 10cmの大型基板に挑戦!注文先は、いつものelecrowで。

注文してから1週間以内に「製造完了」のメールとその証拠写真が届いた。ここらへんの気遣いが嬉しい。でも、そこから日本まで届くのに、2週間弱かかってしまうのだが、普通郵便(船便か?)なら仕方のないところか?

10枚発注したのに、届いたのは11枚。どうやら失敗することを前提に、注文より多く製造しているようだ。そしてもし問題なければ、捨てるの勿体ないので、全部送ってくれるみたい。ラッキーなのかな?

で、肝心の品質だが、E-Test 100%なので、断線とかはさすがに無いのだろうが、何枚かがシルクズレまくり。シルク印刷、手作業でやってるな、これは。プリントごっこみたいな感じで。多少ずれるのは仕方ないけど、パッドの上に平気で印刷するのは止めていただきたい。

バッド上のシルクをマイナスドライバーでゴリゴリ削りながら作成したところ、どうも動きがおかしい。いろいろ試したけど、ある1機能が動作しない。なんでだーーーーと思っていろいろ試行錯誤して、8時間後に原因が判明した。

原因は、 『配線の短絡』

二二二二二二二二

これが

二二二二エ二二二

こんな感じになっていた。。。。

そうなんだよな、断線はチェックできても、短絡はチェックできないんだよな。この短絡が組み立てた部品の下で起こっていたから、まったく気づけなかった。。。。しかし、基板設計時のSpacingは0.229mmにしているから、余裕なはずなんだけど。なぜ0.229にしたか、というと、これ以下にするとピンとピンの間を線が抜けられなくなって、配線を遠回りしなければいけなくなるから。ちなみにelecrow PCBのサイトには、Spacingの仕様は 6mil以上(8mil以上推奨)となっている。ミリに直すとそれぞれ0.1524mm 、0.232mm。推奨とほぼ同じなので、問題ないはず!!

次の注文からは組み立てる前に短絡チェックして、さらにSpacingを0.3mm程度確保することにしようっと。






今まではFusionPCBが最安と思っていたが時代の変化は激しくすでに高価なところになっているらしい。olimexで安いと思っていた頃が懐かしい。。。
設計ファイルはFusionと同じで問題なかった。Mechanical layer のファイルが必要らしいが、無視して添付しなかったけど何も言われなかった。ちゃんと外形をTop layerとBottom layerに入れておいたからかな。

2月13日発注
2月14日製造開始
2月19日発送
2月27日到着

注文して約2週間で届いた。Fusionより早い。

基板の品質はFusionと全く同じ。というか、同じところで作ってるんだろうな、きっと。

うん、これからは当分Elecrowだな。





今年も中止といわれながら、クリスマスが終了した。今年のクリスマスは平日なので、会社で仕事していたのであるが、やはりこういうハレの日くらいは昼飯を贅沢しようと思ったが、やっぱりそのとき一番食べたいものを食べるということで、いつもの松屋へ。
さすがクリスマス、みんないつもよりも紅生姜が多めだ。俺も牛と紅生姜のハーフ&ハーフでいただいたが、目の前の人は全面紅生姜厚盛りしていて、それが牛丼だとはわからないほど、また彼岸花のようにとっても綺麗であった。

と、それはさておき、先日出した基板製造依頼がPendingされまくりで困った。困った。以前はこんなに厳しくなかったんだが、チェック基準が厳しく(というか融通が利かなく)なったようだ。

ということで、新たな注意点としては、

1.レジストとドリルが類似だと拒否られる。
 ドリルファイルが無いと怒られた。
 レジストと似ていたので、レジスト重複と間違われたようだ。
 どんなチェックしてるんだ。。。。
 レジストで表と裏に何か文字を書くか、表面実装の部品を表と裏に最低1個置いておけばよさげ。

2.面付けしている場合は外形が必須
 以前は何も言われなかった。個々の基板をシルクで囲んでいるので、見たらわかるだろ!って思うが。。。
 パターン(表と裏両方)で囲めば文句言われないだろう。

3.ガーバーを再登録する場合はファイル名を変える
 同じファイル名だとチェックせずに捨ててしまうようだ。

あ~面倒くさい。。。次からはElecrowにしよーっと。








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