趣味の電子工作と釣りについて。電子工作は、おもに変換器作成。釣りはおもにトラウトの管釣り。
去年の人間ドッグは散々であった。体重が77キロだったり脂肪肝だったりと。
特定保健指導なるものを受けることになったので、前もって尾根緑道を歩いたりなど運動を初めていたわけである。
そのかいもあって、特定保健指導を受けた際は、堂々と「運動しています」「週末はだいたい8キロぐらい歩いてますね」など言えたわけである。そこで今の体重を聞かれたわけだが、量ってないと答えたら、何キロぐらいだと思うか聞かれたので、「最近運動してるから75キロぐらいだと思います」と返したら、「じゃあ次の人間ドッグまでに73キロ目指しましょう」ということになった。で、家に帰って量ってみたら79キロだった。。。。あれ??
散歩レベルでは体重に影響しないことが判明したので、最近はやりの登山をすることにした。関西に住んでいたころは、五月山や甲山といった名峰を何度も踏破した生粋のアルピニストだったので、それなりの山でないと物足りない。とはいえ、20年以上前に天保山に登って以来、山登りしていないので、体力的に少々不安があった。そこで、お手軽に高尾山にしようかと思ったが、それだと「にわか」だと思われるし、面白くない。ハイキングマップを見ていると、高尾山から左上のほうに、よさげな散策路が伸びていることがわかった。ということで、その「関東ふれあいの道 鳥の道」を踏破することにした。ふれあいの道なんて軟弱そうな名前だが、距離が20キロぐらいあるので、いい運動にはなるはずである。
まずはルート選定であるが、定番は高尾山から陣馬山へ抜ける約19キロのコースだ。ただ、これの問題点は、陣馬山から高尾に戻るバスが少なく、下山のタイミングを合わせるのが大変なこと。おすすめは陣馬山から高尾山の方に逆走するルートらしい。高尾山口であれば本数が多いので下山のタイミングを気にする必要はない。
しかし陣馬山の登山口へは長時間バスに乗る必要があり(密の恐れ)、一般車道を長距離歩くみたいなので、もっといい道を探していたところ、相模湖駅から歩いて関東ふれあいの道に入ることができることに気づいた。距離は2キロぐらい少なく、ちょっと楽しちゃうことになるが、20年以上ぶりの山登りなので大目に見てもらうことにした。
登山道具一式は100均ではなくワークマンで揃えたので万全。靴は、歩きやすいローカットのコンバース(にそっくりなジェネリック品)を持っていたので、特に買う必要は無かった。
さて、早起きしてJR松本行き相模湖駅6:51着に乗りこんだ。座席は1/3ぐらい埋まっていたが、ほぼ9割方、いかにも登山って感じの装備をしている。そんな恰好して高尾山とは笑うぜ!
と思ったら、高尾駅で2人ぐらいしか降りなかった。じゃあ相模湖駅で降りるのかな?と思ったら、降りたのは俺だけだった。。。。まあいいか。
しばらく20号線沿いを歩いて、ここらへんかな?というところで小道に入ると、与瀬神社の鳥居が見つかった。 鳥居から神社の境内まで、こんな急な階段見たことない、というレベルのものがかなり続く。境内に着いたときには、もうハァ、ハァァ~~って感じで汗だくだった。
7:06 境内の左手に、登山口を発見。看板が立っているので間違いはなさそうだが、思ったより細い。
ハァ、ハァ、ハァ、ハァ、ハァ、ハァ、ハァ、ハァ、ハァ、ハァ、ハァ、ハァ、ハァ、ハァ
超急な上り坂が延々と続く。足が上がらなくなってきた。最初は1段1歩で登っていたが、早々に1段2歩で登るようになった。
これ以上無理だ、あきらめよう、と思ったが、とりあえず「何か」にたどり着くまでは、登ることにした。そうでないと、どこで引き返したかすら、あとでわからなくなる。
7:31 見晴らし台に到着。ずいぶん高くまで登ってきたものだ。椅子とテーブルがあるので、しばらく休んで、落ち着いたら下山しよう。
と思って振り返ると、【与瀬神社 0.5km> って看板が立っている。こんなに疲れたのに、たったの500m?? 明王峠まで3.6km???なんじゃこりゃ?時計を見ると7:30。登山口から25分しか経っていない。さすがにここじゃだめだ。十分に休んで、息が落ち着いたら、もう少し先に進もう。
7:41 もう限界です。1歩登って、休んで、でなんとかやってきたが、もうダメ。写真では傾斜20度ぐらいにみえるが、これはカメラを上に向けて撮っているからであって、実際は60度ぐらっていあるんじゃないかなって感じ。草が生い茂って道すじもあいまいになり、危険な香りがしている。
足も全くあがらない状態で、道の右側の杭に腰かけて休憩中。
『登る勇気より引き返す勇気』
登山家の言葉が身に染みる。山は逃げない。チャンスはまたいつか訪れる。登頂記録保存のため、GPS地図画面を確認した。
なんじゃこりゃ?!
上の赤い線(県境)まで行って、右へ踏破する予定なのに、まだ相模湖駅のすぐそば じゃないか。。。。。会社で「奥高尾縦走路を踏破してくるぜ(ふれあいの道という呼び名は軟弱そうなので使わない)」「距離は20キロぐらいだが余裕だぜ」と言って出てきたのに、これではあんまりだ。。。。。
(つづく。。。かも?)
特定保健指導なるものを受けることになったので、前もって尾根緑道を歩いたりなど運動を初めていたわけである。
そのかいもあって、特定保健指導を受けた際は、堂々と「運動しています」「週末はだいたい8キロぐらい歩いてますね」など言えたわけである。そこで今の体重を聞かれたわけだが、量ってないと答えたら、何キロぐらいだと思うか聞かれたので、「最近運動してるから75キロぐらいだと思います」と返したら、「じゃあ次の人間ドッグまでに73キロ目指しましょう」ということになった。で、家に帰って量ってみたら79キロだった。。。。あれ??
散歩レベルでは体重に影響しないことが判明したので、最近はやりの登山をすることにした。関西に住んでいたころは、五月山や甲山といった名峰を何度も踏破した生粋のアルピニストだったので、それなりの山でないと物足りない。とはいえ、20年以上前に天保山に登って以来、山登りしていないので、体力的に少々不安があった。そこで、お手軽に高尾山にしようかと思ったが、それだと「にわか」だと思われるし、面白くない。ハイキングマップを見ていると、高尾山から左上のほうに、よさげな散策路が伸びていることがわかった。ということで、その「関東ふれあいの道 鳥の道」を踏破することにした。ふれあいの道なんて軟弱そうな名前だが、距離が20キロぐらいあるので、いい運動にはなるはずである。
まずはルート選定であるが、定番は高尾山から陣馬山へ抜ける約19キロのコースだ。ただ、これの問題点は、陣馬山から高尾に戻るバスが少なく、下山のタイミングを合わせるのが大変なこと。おすすめは陣馬山から高尾山の方に逆走するルートらしい。高尾山口であれば本数が多いので下山のタイミングを気にする必要はない。
しかし陣馬山の登山口へは長時間バスに乗る必要があり(密の恐れ)、一般車道を長距離歩くみたいなので、もっといい道を探していたところ、相模湖駅から歩いて関東ふれあいの道に入ることができることに気づいた。距離は2キロぐらい少なく、ちょっと楽しちゃうことになるが、20年以上ぶりの山登りなので大目に見てもらうことにした。
登山道具一式は100均ではなくワークマンで揃えたので万全。靴は、歩きやすいローカットのコンバース(にそっくりなジェネリック品)を持っていたので、特に買う必要は無かった。
さて、早起きしてJR松本行き相模湖駅6:51着に乗りこんだ。座席は1/3ぐらい埋まっていたが、ほぼ9割方、いかにも登山って感じの装備をしている。そんな恰好して高尾山とは笑うぜ!
と思ったら、高尾駅で2人ぐらいしか降りなかった。じゃあ相模湖駅で降りるのかな?と思ったら、降りたのは俺だけだった。。。。まあいいか。
しばらく20号線沿いを歩いて、ここらへんかな?というところで小道に入ると、与瀬神社の鳥居が見つかった。 鳥居から神社の境内まで、こんな急な階段見たことない、というレベルのものがかなり続く。境内に着いたときには、もうハァ、ハァァ~~って感じで汗だくだった。
7:06 境内の左手に、登山口を発見。看板が立っているので間違いはなさそうだが、思ったより細い。
ハァ、ハァ、ハァ、ハァ、ハァ、ハァ、ハァ、ハァ、ハァ、ハァ、ハァ、ハァ、ハァ、ハァ
超急な上り坂が延々と続く。足が上がらなくなってきた。最初は1段1歩で登っていたが、早々に1段2歩で登るようになった。
これ以上無理だ、あきらめよう、と思ったが、とりあえず「何か」にたどり着くまでは、登ることにした。そうでないと、どこで引き返したかすら、あとでわからなくなる。
7:31 見晴らし台に到着。ずいぶん高くまで登ってきたものだ。椅子とテーブルがあるので、しばらく休んで、落ち着いたら下山しよう。
と思って振り返ると、【与瀬神社 0.5km> って看板が立っている。こんなに疲れたのに、たったの500m?? 明王峠まで3.6km???なんじゃこりゃ?時計を見ると7:30。登山口から25分しか経っていない。さすがにここじゃだめだ。十分に休んで、息が落ち着いたら、もう少し先に進もう。
7:41 もう限界です。1歩登って、休んで、でなんとかやってきたが、もうダメ。写真では傾斜20度ぐらいにみえるが、これはカメラを上に向けて撮っているからであって、実際は60度ぐらっていあるんじゃないかなって感じ。草が生い茂って道すじもあいまいになり、危険な香りがしている。
足も全くあがらない状態で、道の右側の杭に腰かけて休憩中。
『登る勇気より引き返す勇気』
登山家の言葉が身に染みる。山は逃げない。チャンスはまたいつか訪れる。登頂記録保存のため、GPS地図画面を確認した。
なんじゃこりゃ?!
上の赤い線(県境)まで行って、右へ踏破する予定なのに、まだ相模湖駅のすぐそば じゃないか。。。。。会社で「奥高尾縦走路を踏破してくるぜ(ふれあいの道という呼び名は軟弱そうなので使わない)」「距離は20キロぐらいだが余裕だぜ」と言って出てきたのに、これではあんまりだ。。。。。
(つづく。。。かも?)
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