(仮)釣りと電子工作 ls-xhlに4Kセクタのディスクを付けてdebian wheezyをインストールする方法 忍者ブログ
趣味の電子工作と釣りについて。電子工作は、おもに変換器作成。釣りはおもにトラウトの管釣り。
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subversionをLinkstationに入れようと思った。すでにdebian化してあったので、aptitudeコマンドで簡単に入ると思ったが、lennyだったため、なかなかうまくいかない。けっこう頑張ったところ、OSが起動しなくなった。。。。なんだかなぁ。。。。

ということで、これを機にlennyからwheezyにすることにした。ついでにハードディスクもリニューアルと。で、こういうちょい古の機種は、ちょっと古い設計の512バイトセクターハードディスクを選ぶのが定石だが、新しいディスクは静かで故障しないらしいので、潔く4Kバイトセクターのハードディスクを選んだ。しかし、思ったより苦戦した。下記は、その備忘録。尚、このページの手順は、512バイトセクターのハードディスクを使用する場合には不要である。あくまで「4Kバイトセクターのハードディスクを使う」かつ「古いファームウェアを使用している場合」に限定。

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・まずは、純正ファームの最新版をインストールする。何のためか?というと、Linkstation内蔵のフラッシュメモリーを4Kセクター対応にバージョンアップしないと、ブートできないかもしれないから。このためのもっとも簡単な方法が、最新(1.69など)ファームウェアに入れ替える、じゃないかと。入れ替えるついでに、きっとフラッシュメモリーも更新してくれるはず、と思う。関係ないかもしれないが、とりあえずやっとく。

・で、いきなり1.69にあげようとすると失敗することがあるので、一旦1.24くらいにバージョンアップする。以前バージョンアップしたことがあれば、いきなり1.69でも問題ないだろう。



■EM(エマージェンシーモード)編
 ★空のハードディスクを買ってきて、ls-xhlに入れたあと、PCから192.168.11.150(またはDHCPで取得したアドレス)までpingを通すのが、本編の目的。

・ハードディスクを交換する。無用なトラブルを避けるため、パーティションが残っていれば事前に確実に消しておく。ちなみにフロントにあるボタンスイッチであるが、 ハードディスクを交換するときに30%の確率で破壊される(ツメは95%の確率で破壊される)。ボタンに「プチ感」がなくなっていたら確実に壊れている。その場合は精密ピンセットなどで基板のスイッチ部を挟むなどで代用するしかない。

・TFTPサーバをインストール
64bit環境ならTftpd64がいいかも。DHCPサーバも入っているし。ネットで検索して一番に引っかかった別のものだとうまくいかなかった。

・PCのLAN側のIPアドレスを192.168.11.1 / 255.255.255.0に設定し、TFTPサーバを起動

・DHCPサーバの設定
  tftpd64にはDHCPサーバ機能が付いていたりするので、これを使うことにした。
 192.168.11.230~払い出し、とした。

・TFTPサーバの設定
 ベースディレクトリを C:\tftp にした。

・TFTPブート用イメージの準備
 下記2ファイルをC:\tftpにコピーする。
 initrd.buffalo
 uImage.buffalo
 ちなみにこの2ファイルはBUFFALOのホームページからダウンロードした最新のls-xhl用ファームウェア(ls_series-169.exeでよかったと思う)を無理やり解凍して入手。パスワードがかかっているが、ネットで調べればすぐわかるだろう。

・TFTPサーバのログを開いておく。ls-xhlがEMモードで起動する前に、かならずアクセスがあるので、それを確認するため。逆にアクセスが無い場合は、EMモードでの起動に失敗している。

・ls-xhlをPCとLANケーブル直結して電源を入れる。ここからが難しい。TFTPサーバにアクセスログが出るまで下記のような試行錯誤を繰り返す。ボタンが認識されたかどうかはLEDの色や点滅間隔が変わるので確認できる。変わらないのであれば、やはりボタンが壊れているので、ピンセットで頑張る。

  フロント側にあるボタンを押した状態で電源を入れる
  電源を入れてしばらくボタンを押す
  ボタンを押し続ける時間を長くしたり短くしたり調整する
  青点滅から赤点滅に変わった直後にボタンを押す

・Tftpdのアクセスログを見ると、uImage.buffaloとinitrd.buffaloを取りに来ていることが確認できるはず(できなければEMモードじゃない)。$kernelや$initrdを取りに来ていたら、ちょっとボタンを押すタイミングを間違っているような気がする。ひょっとしたらuImage.buffaloを$kernelに、initrd.buffaloを$initrdにコピーしたらうまくいくのかもしれない。試してはみたが、これ以外にもいろいろ試したので、このコピーの効果があったかどうかは定かではない。
  
・ls-xhlは192.168.11.150のIPで起動するが、DHCPサーバが起動していれば192.168.11.230などで起動する(ログに記録されるはず)。PCからpingを打ってみる。通らなければ、だめかもしれない。

 ★EM編、ここまで


■1.24バージョンアップ編

・ファームウェアアップデートモジュールをインストールする。バッファローのホームページからダウンロードしたlsxh-124.exeを実行して展開し、その中にあるLSUpdater.exeを実行する。うまくいけば、ls-xhlが見つかるはず。

・ファームウェア更新 ボタンを押す。20分ほどで更新完了。勝手に再起動したあと、『LS-XHLの起動完了を待ってます。しばらくお待ちください。』と表示される。3時間ほど経つと『確認できませんでした。もう一度やりますか?』みたいなメッセージが出るが、やるわけねーだろ。というか3時間待つの、無駄じゃね?と思う。どれくらい待てばいいのかわからないが、かつやのカツ丼梅+トン汁大でも食べて、必勝祈願をしてから電源を落とす。かつやに行くと竹や松を頼んでいる人をみかけるが、きっと、「リッチな俺は余裕で竹だぜ」とか思っているんだろう。俺にしてみれば、あんなの初心者丸出しである。上級者は黙って梅。あれ?なんの話だっけ。。。

・さーて、アップデート完了、と思って起動するが、つながらない。DHCPサーバにIPアドレスを取りに来ない。でも、かつやに行った俺はツイてるはずなので、なんとかする。

・再度EMモードへ移行するときと同じ操作をする。次のことを試す。どうもハードディスクにファームが既に入っていると、EMモードではなく通常モードで起動することもある模様。

  フロント側にあるボタンを押した状態で電源を入れる
  電源を入れてしばらくボタンを押す
  ボタンを押し続ける時間を長くしたり短くしたり調整する
  青点滅から赤点滅に変わった直後にボタンを押す

・ping 192.168.11.230(DHCPで払い出したアドレス)で応答があることを確認する。

・http://192.168.11.230(DHCPで払い出したアドレス)で管理画面にログインする。あ、ちなみに初期アカウントは admin / password なんでよろしく。

・画面から再起動を指示する。

・ボタンとかを押さなくても、TFTPサーバとか意識せずとも起動する、はず。この処理のどこかでLinkstation内のフラッシュメモリーの書換えが行われているはずだが、よくわからんです。


■1.69バージョンアップ編

・1.24のときと同じ方法でできるかもしれない。ディスクを消去しないとEMモードへの移行が難しいかもしれない。そのままでもできるかもしれないが、LSUpdater.iniの次の2項目は0にしたほうがいいかもしれない。
[Flags]
VersionCheck = 1
NoFormatting = 1

・試していないが、Web画面にのシステムーメンテナンスにファームウェア アップデートってのがあるので、これ使えば1.69にまで上げられるのかもしれない。これでできるなら、この方法が一番楽。






あ~、つかれた。debianのインストールとか言いながら、debianのことまったく書いていない。debianのインストールは後日。


























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