(仮)釣りと電子工作 Bosch EBS3(カスタム?)について 忍者ブログ
趣味の電子工作と釣りについて。電子工作は、おもに変換器作成。釣りはおもにトラウトの管釣り。
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ということで、入手したBosch EBS3(ではなくてトヨタ28850-36040)を解析してみた。

搭載チップ:ADUCM332WDCPZ
コネクター 1番ピン:LIN
コネクター 2番ピン:バッテリー+端子

この、ADUCM332WDCPZだが、データシートが見つからない。ADuCM330やADuCM331なら見つかる。チップのネーミングルールから、ADuCM331の大容量メモリ版と思われ。

このチップはIntegrated Precision Battery Sensorというものだが、ARM Cortex-M3 のマイコンが搭載されており、プログラム用メモリとデータ用メモリを持っているようだ。見た目は同じでも、プログラム次第で全然違うものになりそう。おそらくだが、EBS3は原型でしかなく、それに対しメーカーごとにプログラムを書き込んで製品になるのであろう。

とはいえ、ハードウェアの仕様は明確であり、チップの足を追いかけて、コネクタ1番ピンと2番ピンの信号は判明した。しかし、このマイコンって、3.6V~18Vの電源で動くんだ。すごいな。

センサーなので、LINはスレーブモードで動いているのは間違いなさそう、ということで、いろいろなIDをセンサーに送って、反応を見てみた。LINのIDは実質6bitなので、0x00~0x3Fまでしかないので、難しくはない。

しかし、思いのほか単純ではなく、0x30~0x3Fあたりで、7つほど反応を示すIDがあった。いろいろ電流を変えたり電圧を変えたりしてみたところ、0x34は電流、0x37は電圧らしきものであることがわかった。電流は単純で、0x8000が0アンペアで、20mA増えるごとに+1され、20mA減るごとに-1される。あれ。。。精度1mAってスペックシートに書いてあるんだけどなぁ。。。でもスペックシートがおかしいと思う。1mA~1500Aまで高精度で測れるセンサーなんて、普通に考えればできるわけねーだろって思うし。

電圧は、ちょっと難しそう。なんか、面倒な数式になりそうな感じ。


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