趣味の電子工作と釣りについて。電子工作は、おもに変換器作成。釣りはおもにトラウトの管釣り。
基板設計だが、7年ほど前まで永らくPCBEというエディターを使っていた。配布しない個人的な物なんかはEAGLEを使うこともあったかな?そのとき見つけたのが、Designspark PCB(以下DSPCB)とKiCadで、当時はKiCadはLinux用がメインでありWindows上での動作に難があったように記憶している。ということで、DSPCBを選んだ。ただ、こいつが、ものすごく使いにくく、なんでEagleのようにできないんだ、ってブツブツ言いながら使ってきた。よくDSPCBはクソだっていう人がいるが、まあ自分もかなりそう思ってきた。
ということで、今月からKiCadを使い始めることにした。あれだけトラ技で取り上げられてるんだから、悪いものではないだろう。
ということで、いろいろ比較してみた。
・インストールパッケージのサイズ
DSPCB 86MB、 KiCad 1.1GB
→DSPCBの圧勝
・雰囲気
DSPCB:プロが開発した、いまいちなツール
KiCad:素人が開発した、なかなかよくできたツール
→甲乙付け難い
・機能
→圧倒的にDSPCBの方が多い
・慣れていない状態での使いやすさ
→KiCadの方が圧倒的に使いやすい。これは、機能が少ないことが多分に影響している。
DSPCBには、「これなんだ?どう設定したらいいんだ?」みたいなパラメータが大量に
ある。
・慣れた状態での使いやすさ
→標準添付のライブラリを使う:KiCadが上。
標準添付のライブラリを使わない:大差なし。
・結論
大差なし。好きな方、馴れている方を使うべし。
初めての場合、とりあえずちょっとした回路が書ければいいや、であればKiCadを薦める。 ガチで本格的な回路を描きたいのであれば、DSPCBがいいかも。機能が違いすぎる。ただKiCadはファイルが全てテキスト形式であるため、自分でプログラム書いて変換できるような超々上級者には逆にKiCadがお薦めかも。ティアドロップとかできるし。
今回KiCadと比較するために、DSPCBver9を使ってみたが、DSPCBver9ではなんとデフォルトで標準ライブラリが無効化されていた。代わりにPCB Library Loaderを使ってオンラインから入手しろ、となっていた。(標準ライブラリも使おうと思えば有効化できる)
実は、これ、正解だと強く思う。DSPCBはクソだが、そのクソな原因は、標準のライブラリにあるからだ。標準のライブラリって、おそらくいろんなところのデーターをコンバートしたような適当なものが多く、回路図を書くときに、とにかく直線でつながらない。ガタガタになり、大小スケールの異なるパーツの入り乱れた、アンバランスな回路図になってしまうのだった。。。
一応、PCB Library Loader経由でダウンロードしたものを使ってみたが、こちらは、まあまあな感じだった。ただ、ときどき、とんでもないクソが混じっているので、過信は禁物。例えばPIC16F84AのDIP版はPIC16F84A-04/PとPIC16F84A-20/Pがあるが、PIC16F84A-20/Pのフットプリント(↓)なんて、悲惨だ。。。
このPICは肩幅300mil(7.62mm)だが、こいつ(↑)は6.5mmほどしかない。
絶対刺さらんぞな、おぬし、もしかしてーもしかするぞな。
ということで、今月からKiCadを使い始めることにした。あれだけトラ技で取り上げられてるんだから、悪いものではないだろう。
ということで、いろいろ比較してみた。
・インストールパッケージのサイズ
DSPCB 86MB、 KiCad 1.1GB
→DSPCBの圧勝
・雰囲気
DSPCB:プロが開発した、いまいちなツール
KiCad:素人が開発した、なかなかよくできたツール
→甲乙付け難い
・機能
→圧倒的にDSPCBの方が多い
・慣れていない状態での使いやすさ
→KiCadの方が圧倒的に使いやすい。これは、機能が少ないことが多分に影響している。
DSPCBには、「これなんだ?どう設定したらいいんだ?」みたいなパラメータが大量に
ある。
・慣れた状態での使いやすさ
→標準添付のライブラリを使う:KiCadが上。
標準添付のライブラリを使わない:大差なし。
・結論
大差なし。好きな方、馴れている方を使うべし。
初めての場合、とりあえずちょっとした回路が書ければいいや、であればKiCadを薦める。 ガチで本格的な回路を描きたいのであれば、DSPCBがいいかも。機能が違いすぎる。ただKiCadはファイルが全てテキスト形式であるため、自分でプログラム書いて変換できるような超々上級者には逆にKiCadがお薦めかも。ティアドロップとかできるし。
今回KiCadと比較するために、DSPCBver9を使ってみたが、DSPCBver9ではなんとデフォルトで標準ライブラリが無効化されていた。代わりにPCB Library Loaderを使ってオンラインから入手しろ、となっていた。(標準ライブラリも使おうと思えば有効化できる)
実は、これ、正解だと強く思う。DSPCBはクソだが、そのクソな原因は、標準のライブラリにあるからだ。標準のライブラリって、おそらくいろんなところのデーターをコンバートしたような適当なものが多く、回路図を書くときに、とにかく直線でつながらない。ガタガタになり、大小スケールの異なるパーツの入り乱れた、アンバランスな回路図になってしまうのだった。。。
一応、PCB Library Loader経由でダウンロードしたものを使ってみたが、こちらは、まあまあな感じだった。ただ、ときどき、とんでもないクソが混じっているので、過信は禁物。例えばPIC16F84AのDIP版はPIC16F84A-04/PとPIC16F84A-20/Pがあるが、PIC16F84A-20/Pのフットプリント(↓)なんて、悲惨だ。。。
このPICは肩幅300mil(7.62mm)だが、こいつ(↑)は6.5mmほどしかない。
絶対刺さらんぞな、おぬし、もしかしてーもしかするぞな。
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