10年ほど前にJXZ110のEMV置き換えを目的としてAVC-LAN関連の
機器をDIY自作したが、その件で質問があったので、こういった
「一般的ではない通信を行う」製品を自作するときの参考情報を
メモしておく。
まず、最近の車はCAN通信を使うことが多く、CAN通信であれば
規格が統一されているうえ情報量が多く自作している人も多数いるため、
自作は容易。
難しいのは、次のような通信を行うものの自作かな?
①パワーFC(新型)コマンダー通信:UART規格
②パワーFC(旧型)コマンダー通信:SBC規格(一部3倍速もあり)
③AVC-LAN:IEBus規格
④BEAN:トヨタ独自規格
実装の難易度でいうと、
易 ----------- 難
CAN通信 < パワーFC(新) < パワーFC(旧) < AVC-LAN <<< パワーFC(旧、3倍速) <<< BEAN
といった感じと思う。
CAN通信であれば、↓こんなのが数千円で売られているので、簡単にキャプチャーや送信ができるが、上記②~④の場合は存在しないので自作する必要がある。
自作するときの流れは②~④すべて同じ。①は下記の4から始まる。
1.オシロスコープで信号を確認する
2.トランジスタやオペアンプで信号を0V~5Vのレベルの信号に変換する機器を作る
3.0V~5VをRS-232C(UART)に変換する機器をマイコンやArduinoで作る。
4.USBシリアル変換機経由でパソコンに取り込むツールを作る
5.USBシリアル変換機経由でパソコンからデータを送るツールを作る
6.上記4.5.で調査した情報を元に、機器をDIY自作
ちなみに2000年頃のトヨタの高級車(?)にはEMVというカーナビとエアコンパネル
が一体化されたもの↓が採用されており、カーナビを撤去するとエアコンを操作
できなくなるという致命的な問題が発生する。
こんなときは、エアコンパネルに相当する機器を自作↓して、事なきを得る、
ということになるかも。
ちなみにAVC-LANのときは、↓を参考にすれば、1.と2.は省略可能。
HA12240は絶版になって久しいが、アリエクだと入手可能な模様。
https://elinux.org/images/0/03/HA12240.pdf
機器をDIY自作したが、その件で質問があったので、こういった
「一般的ではない通信を行う」製品を自作するときの参考情報を
メモしておく。
まず、最近の車はCAN通信を使うことが多く、CAN通信であれば
規格が統一されているうえ情報量が多く自作している人も多数いるため、
自作は容易。
難しいのは、次のような通信を行うものの自作かな?
①パワーFC(新型)コマンダー通信:UART規格
②パワーFC(旧型)コマンダー通信:SBC規格(一部3倍速もあり)
③AVC-LAN:IEBus規格
④BEAN:トヨタ独自規格
実装の難易度でいうと、
易 ----------- 難
CAN通信 < パワーFC(新) < パワーFC(旧) < AVC-LAN <<< パワーFC(旧、3倍速) <<< BEAN
といった感じと思う。
CAN通信であれば、↓こんなのが数千円で売られているので、簡単にキャプチャーや送信ができるが、上記②~④の場合は存在しないので自作する必要がある。
自作するときの流れは②~④すべて同じ。①は下記の4から始まる。
1.オシロスコープで信号を確認する
2.トランジスタやオペアンプで信号を0V~5Vのレベルの信号に変換する機器を作る
3.0V~5VをRS-232C(UART)に変換する機器をマイコンやArduinoで作る。
4.USBシリアル変換機経由でパソコンに取り込むツールを作る
5.USBシリアル変換機経由でパソコンからデータを送るツールを作る
6.上記4.5.で調査した情報を元に、機器をDIY自作
ちなみに2000年頃のトヨタの高級車(?)にはEMVというカーナビとエアコンパネル
が一体化されたもの↓が採用されており、カーナビを撤去するとエアコンを操作
できなくなるという致命的な問題が発生する。
こんなときは、エアコンパネルに相当する機器を自作↓して、事なきを得る、
ということになるかも。
ちなみにAVC-LANのときは、↓を参考にすれば、1.と2.は省略可能。
HA12240は絶版になって久しいが、アリエクだと入手可能な模様。
https://elinux.org/images/0/03/HA12240.pdf
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